すぐ片づく「モノの指定席」つくり

■子供が作った作品の片付け どうする?2018.08.27

そろそろ新学期
子供部屋の片づけいかがですか?
片づけだすと
捨てようか?どうしようか?迷うのが子供の作品ではありませんか?
■今日は子供の作品のお話です。
我が子は、才能があるのでは・・・などと思うゲージツ的なモノを作ってくると捨てがたいですよね。
捨てなくてイイーんです!
■まず、リビングなどに「飾る指定席」を用意します。
サイドボードの上など。置くだけでなく、貼る場所もね。
そこに、まずは飾ってあげます。
子供にとって、
自分が一生懸命作った作品を目立つように飾ってもらうと、
嬉しい
ものです。
逆にすぐ捨てられたことを考えて下さい。
そうすると大げさかもしれないけれど、
子どは人格を否定された・・・なんて感じることも。悲しいですよね。
そう、子供が作ったどんな工作でも、ガラクタとなど露程も思ってはいけません。

でも、どんどん作ってくるので全部は飾れません。
そこで、つぎ、
■また新しい作品を作ってきたら、それをどんどん入れる
「子供作品の思い出箱」を作る
のです。

(写真:飯田久恵著 出し入れ楽ちんクイック収納術 PHP研究所 より)
「思い出箱」は、
収納ケースを一人に対して一箇所、用意します。
工作のほか、通知表や絵、賞状なども全部入れます。
それもずーーと大きくなるまで。
だから、大き目が安心です。
写真は、クローゼットの中なので奥行きクローゼットサイズの
収納引き出しを選んでいます。
ベッドの下にスペースがあれば、奥行き押入れサイズでもいいですね。
(ただし、引き出しの前にそれを引っ張り出す空間があるかを確認して)
■フタ式の収納ケースはおすすめできません。
フタの上に何かを置いたら、子供が面倒で入れなくなるからです。
いくら大き目の入れ物を用意しても、そのうちに満杯になります。
そうなったら、データ化です。

■スマホやデジカメで撮った写真を「子供作品ファイル」を用意して保存しましょう。
プリントしてそのケースに入れてもいいですね。
すぐ見れますよ。
実は、入らなくなってから写真にするよりも、
持ち帰ってきたタイミングで子供と一緒に撮っておくと、
作った頃の様子もわかっていいと思います。
私も子育ての頃どうすればいいのか困りました。
そこで「思い出箱」を用意することにしました。
経験からいうと、押入れの奥行きで、高さが30cmほどの大きさだととても安心です。
我が家の場合、子供たちが自立する時、「持っていく?」と聞いたら
「まだあったの、捨てて」と言いました。
そういいながら少し嬉しそうでした。
とっておいてくれた、という気持ちがうれしかったのだと思います。
それからは子供ではなく、私の思い出品になっています、かなり少なくなりましたが・・・。
子供の作品どうしよう?と思っていた方、参考になれば幸いです。

                            (収納カウンセラー飯田久恵)